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現代倫理学入門
現代倫理学入門
現代倫理学入門
加藤尚武著

男 以前読みかけで放り出していた本だが、それは内容が難しくて歯が立たなかったわけではなく、僕が期待していた内容とは違ったからだった。これは「入門」と書いてあるけれど、むしろ読者に考える材料を提供するテキストなのだ。「こうした問題について、歴史上の思想家たちはこのように考えてきた」という前提があった上で、「だがこれには疑問がある」「現在の社会情勢には当てはまらない」として再度疑問を読者にぶつけてくる。そこから先は、読者本人が考えるしかない。知的パズルのような倫理学への入口までは連れていってくれるが、そこから先の一歩は読者自身が踏み出さねばならないというわけだ。つまりこれは「入門(門に入る)」のではなく、「門の一歩前まで」という本。我々の社会が当然としていることに、知的な揺さぶりをかけてくれる刺激的な本であることは確かなので、まあ読んでよかったとは思う。でも「なるほどそうだったのか!」という、目からウロコが落ちるようなカタルシスはない。(10/10)
| 文学・哲学・思想 | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
知っているつもりで説明できないニュースのことば
知っているつもりで説明できないニュースのことば
知っているつもりで説明できないニュースのことば
池上彰著

嬉しい コンパクトにまとめられた時事用語集。完全に中立な立場から書かれているように見えて、じつは著者の価値観や思想がそれとなく散りばめられているというのが面白い。こういうものは、無味乾燥な辞書みたいな文章になると、読み物としての面白味がなくなってしまう。1項目3ページぐらいで説明してあるのでスイスイ読めるのだが、もう少し突っ込んで説明してくれる方が、次の知識につながって行きやすいんじゃないかなぁ……と思うところもある。間違いは書いてないんだけど、やけにあっさりと説明を切り上げているのが物足りないような気も。しかしこれは、このあっさりしたところが利点なのだろう。「週刊こどもニュース」もそうだもんね。(10/7)
| 歴史・社会 | 11:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
子どものニュースウイークリー〈2004年版〉
子どものニュースウイークリー〈2004年版〉
子どものニュースウイークリー〈2004年版〉
読売新聞社会部

男 新聞連載を1冊にしたもの。ニュースの中の言葉を解説するという成り立ちゆえに、1年分をまとめて本にする頃には見出しが古びてしまうという欠点がある。出版された直後でも、見出しは1年前の言葉。書籍としての命がものすごく短いことを運命づけられている本だ。あまりにもタイムリーな話題を取り上げるがゆえに、「時事解説」風の記事はどうしようもなく古くなってしまう。ただし事件を切り口に社会の成り立ちや制度の背景などに切り込んでいく記事は、あと数年は読む価値があるだろう。(9/30)
| 歴史・社会 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
西欧中世の民衆信仰―神秘の感受と異端
西欧中世の民衆信仰―神秘の感受と異端
西欧中世の民衆信仰―神秘の感受と異端
R・マンセッリ著 大橋喜之訳

しょんぼり 高度な神学論と迷信と混交した世俗の信仰に分裂していると思われがちな中世キリスト教だが、ふたつは必ずしも別々のものではなかった……という指摘はなるほどと思わせる。しかしこの本、訳文がひどく読みにくいのが難点。また著者はこの分野にある程度知識を持った研究者向けに書いているようで、「ご存じの通り○○は」とか「○○が有名ですが」とか「○○と同様と言えましょう」などと何の断りもなく固有名詞が飛び出してくる。こうした事例についてある程度以上の知識がないと、著者の言おうとしていることは半分も理解できないだろう。正直僕にもチンプンカンプンな部分が多かった。全体の5分の2ぐらいが補遺と注釈になっているのだが、本文に一通り目を通したところでギブアップ。補遺はまた別の機会に読むことにしようと思う。(9/17)
| 聖書・キリスト教 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
新約聖書入門
新約聖書入門
新約聖書入門
笠原義久

嬉しい ずいぶん前に買って、一度読み始めたもののすぐに投げ出してしまった本。あれから僕も聖書についてあれこれ勉強をして、この本もすらすら読めるようになりました。新約聖書の成り立ちや各文書の特徴について、簡潔にまとめた本。しゃべり言葉のような文体で、全体を25講に分けてあるのも読んでいて区切りがつけやすい。ブルトマンから始まる現代聖書学のおおまかな流れを、最新の事例や著者自身の批判的意見も交えながら紹介している。議論百出の聖書学について、見事に交通整理してくれるという点では使い勝手のいい本だと思うが、ひとつの項目は分量が少ないので、あらかじめ他の本で聖書学全般について知っておいた方がいい。もちろん新約聖書も、一度は通読しておくことも前提になる。聖書を読んだこともなく、教会に通ったこともない人が、手軽に手を出せる本ではないと思う。(9/16)
| 聖書・キリスト教 | 10:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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